MS Wordを利用した文字列の検索と置換

文字列の検索 その2:検索オプション

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睡人亭トップ授業用MS Wordを使いこなす文字列の検索と置換検索オプション

ここでは検索時にキーワードとして文字列を指定する以外に、利用可能な各種オプション設定について解説します。

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検索オプションの開き方

MS Word編―文字列の検索 その2―

細かい条件を指定して検索を行いたい場合には、検索のオプションを利用します。

はじめに、検索のダイアログボックスの[オプション]にマウスカーソルを合わせて左クリックします。

ダイアログボックスが下に拡大され、オプション画面が表示されます。

オプションで何か指定すると、検索のフォームボックスの下に現在選択しているオプションが表示されます。

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検索方向

キーワードを検索する方向を指定します。

検索は、文書のIビーム(マウスカーソル)の位置から開始されます。

[下へ]を選択すると、カーソル位置の直後から文末に向かってのみ検索が行われます。

[上へ]を選択すると、カーソル位置の直前から文頭に向かってのみ検索が行われます。

[文書全体]を選択すると、カーソル位置の直後から文末に向かって検索が行われ、その後文頭からカーソル位置まで検索を実行します。

文末まで検索が行われた直後、文頭から検索するかどうかを訪ねるダイアログボックスが表示される場合もあります。

その場合は、選択肢の[はい(検索を行う場合)][いいえ(検索をやめる場合)]を適宜選択してください。

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あいまい検索

初期状態では、[あいまい検索(日)]のチェックボックスがオンになっているはずです。

この状態の時には、漢字の異体字やひらがなカタカナ、濁点と半濁点などを同じ文字と見なして検索します。

チェックボックスの下の[オプション]にマウスカーソルを合わせて左クリックすると表示されるダイアログボックスで、あいまい検索を行う文字列の種別を指定することができます。

[あいまい検索(英)]のチェックボックス(初期状態ではオフになっています)をオンにすると、同じ発音で綴りが異なる単語を同一視して検索します。

この検索オプションは、下の[大文字と小文字を区別する][半角と全角を区別する][完全に一致する単語だけ検索する]のオプションとは同時に使えません(チェックボックスが選択不可の状態になります。)

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大文字と小文字を区別する

この選択肢をチェックすると、アルファベットの大文字小文字を区別して検索します。

チェックをはずすと同一視されます。

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半角と全角を区別する

この選択肢をチェックすると、いわゆる全角・半角文字を区別して検索します。

チェックをはずすと同一視されます。

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完全に一致する単語だけ検索する

この選択肢をチェックすると、綴りがキーワードと完全に一致する単語のみ検索します。

Rits, rits, ritsumeikan, Ritsumeikan

上の四つの単語を検索対象のテキストとした場合、キーワードにritsを指定すると、Rits, ritsのみがキーワードにマッチします。

チェックをはずすと同一視されます。

同じく上の四つの単語を検索対象のテキストとした場合、キーワードにritsを指定すると、Rits, rits, ritsumeikan, Ritsumeikanのすべてがキーワードにマッチします。

この機能は欧文でのみ有効です。

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英単語の異なる活用形も検索する

go went gone のような動詞の活用形や単数複数の表記も同一視して検索可能にするオプションです。

上の[大文字と小文字を区別する][半角と全角を区別する][完全に一致する単語だけ検索する]のオプションとは同時に使えません(チェックボックスが選択不可の状態になります。)


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