- 『東洋学文献類目』とは、京都大学人文科学研究所付属漢字情報研究センターが毎年発行する一年ごとの東洋学関連書籍・論文目録の事です。
- 東洋学関連の先行研究が外国文献も含めて大体網羅されていますので、先行研究を調べる際には、まず第一に見ておく必要があります。
- ここに収録されている論文や書籍については、「少なくとも京都大学には所蔵されている」という事になりますので、立命館に所蔵されていなくても、京都大学図書館(或いは各学部・研究所図書室)への紹介状を持っていけば閲覧が可能です。
- これまで、『東洋学文献類目』を利用するには書籍版を一冊ずつ虱潰しに検索するしかなかったのですが、1981年以降のデータは、オンライン版として検索する事が可能です。
- オンライン版はこちらです。
- 但し、書籍版もタイムラグ(現在の二年程度前の年度版が最新版です。)があるように、オンライン版は書籍版よりもさらにタイムラグが生じます。
- 2003年四月現在では、1969年~1999年の範囲のデータが検索可能なようです。
- また、書籍版には収録されていないデータ(文史資料等)も収録されています。
- オンライン版『東洋学文献類目』には「大型計算機センター版」「バージョン3版」 「バージョン4版」「バージョン6版」の四種類があります。
大型計算機センター版
- 京都大学大型計算機センターのサーバーにある『東洋学文献類目』で、CHINA3と呼ばれます。
- これがオリジナルのデータベースですが、有料(私費では利用できない。立命館では図書館のインフォメーションカウンター経由で利用可)なのと、アクセスが基本的にtelnet経由という不便さのため、今まで東洋学関連の研究者には利用されてきませんでした。
- また、下図のようにWWW用のインターフェースも存在していますが、入力可能な文字がJIS X 0208の範囲に限定されている事に加え、複数分野や全分野一括指定検索ができないので、使い勝手はよくありませんでした。

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バージョン3版
- 上記漢字情報研究センターのサーバー上で運営されている『東洋学文献類目』で、こちらは無料で利用できます。
- 但し、検索項目は「論文の題名」のみで、検索結果の表示もJIS X 0208:1997(エンコーディングスキームは選択可能) + 画像という構成です。

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バージョン4版(2003年4月現在、最新バージョンは4.6。6α版がテスト中)
- バージョン3と同じく,、漢字情報研究センターのサーバー上で無料運営されています。
- こちらは、オリジナル版と同じ「題名」「著者名」「分類」の三つのキーワードが利用できます。
- 複数分野や全分野指定での検索も出来るなど、使い勝手はオリジナルWWW版より上になっています。
- utf-8でページが構築されていますので、キーワードの指定にもJIS X 0208収録外の漢字が使用可能です。
- また、後述の結果表示時に画像で表示される文字列もずいぶんと少なくなってきました。

- ここでは、このバージョン4版の利用方法について説明しましょう。
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バージョン4を利用する
- バージョン4のWebページに移動すると、以下のような画面が表示されます。

- もし、画面が文字化け表示になっていれば、メニューの[表示]→[エンコード]→[Unicode(UTF-8)]を選択すれば正常に表示されます。

- 検索の方法は、以下の通りです。
- [題名]及び[著者]のフォームボックスにキーワードを入力します。
- [題名]には、論文や書籍の題名を入力します。
- [著者]には、編著者名を入力します。
何れも、部分一致での検索に対応しています。
- 検索したい各[分類]のチェックボックスにチェックを入れます。
- [分類]に何も入れなければ全ての分野が対象となります。
- 入力はunicodeのBMPの範囲ならば文字が入力できるようです。試しにやってみたところ、「八佾」や「兪樾」等はキーワードとして使用出来ました。
- 検索の際に注意すべき点は、以下の通りです。
題名・著者名共に、キーワード指定は一部分指定が可能です。
- 日本人の著者を入力したい場合は「姓」と「名」との間に「一文字」空白を入力します。
「内藤 湖南」 「津田 左右吉」 …
- 中国人の著者を入力したい場合は「姓」と「名」との間に空白を入力しません。
「魯迅」「孫文」「蒋介石」…
- キーワードを入力したのを確認したら、[検索開始]を左クリックしてください。
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検索結果を見る
- ここでは、「山田 崇仁」を著者のキーワードとして検索しました。
- 検索結果を表示すると、下図のように文字化けして表示される場合があります。

- これは、検索結果の表示が[utf-8]のWebページだからです。
- 先ほどと同様に、メニューの[表示]→[エンコード]→[Unicode(UTF-8)]を選択して、文字化けを解消します(Internet Explorerの場合)。
- 正常な表示及びそれぞれの項目の説明は、以下の通りです。
- ID
- データベース上の登録番号を示す
- 題名
- 論文の題名を示す
- 著者
- 論文の著者名を示す
- 雑誌名
- 掲載誌名を示す
- 巻
- 雑誌の第何巻かを示す
- 号
- 雑誌の第何号かを示す
- ページ
- 当該論文の収録ページを示す
- 出版年
- 掲載誌の出版年を示す
- 分類
- 『東洋学文献類目』上の分類を示す
- 地域
- 論文の対象地域を示す
- 時代
- 論文の対象時代を示す
- JIS未収録字や、収録字であっても書体が違うと判断された文字は、画像で表示されます。

- 上図のように、検索結果は表組みで出力されますので、大量の検索結果が存在した場合は、全ての結果が表示されるまでかなりの時間がかかります。
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