中央研究院歴史語言研究所:殷周青銅器地理資訊系統

授業のネタであちこち中国史系Webサイトを巡っています。

まだ使えるかどうかわかりませんが、個人的には色々使いたいWebサイトを見つけました。

中央研究院歴史語言研究所:殷周青銅器地理資訊系統です。

中央研究院は、古典系データベースをいくつも出していますが、これもその中の一つです。

Googleマップをベースに、青銅器の出土地を単位としてマッピングし、検索できるようにしています。

こんな感じ。

殷周青銅器地理資訊系統の画面

で、検索結果にはリンクが設定されていまして、リンクをクリックするとそれぞれのデータベースに接続されます。

  • 器名(中央研究院のデータベースで検索:要登録)
  • 地名(Googleで検索)
  • Scholar(Googleスカラーで検索)
  • 百度(百度で検索)

まだ、検索は春秋までのようですが、それでも結構使えますね。

もう一個便利なのが、歴史地図週替わりに使える!! という点です。

検索フォームのタブに[図層]があるのですが、ここで歴史地図と現在地図の重ね合わせ表示の調整をします。

で、歴史地図のセレクトに殷やら西周やら春秋やら戦国があるわけです。

で、これが西周の西安付近。西周の本拠地!ってかんじですね。

西周時期の西安付近

で、こっちが戦国の西安付近。秦が鳳翔県からあちこち本拠地を遷しているのが見て取れます。

戦国時期の西安付近

授業で紹介するくらいならできそうかなあと。西周青銅器の出土地点をビジュアルで時代毎に比較するだけでも、西周王朝の支配力の推移が可視化できそうだし。

山田 崇仁 の紹介

あちこちの大学で講師をやっている中国史研究者です。 常時お仕事(専任・非常勤・原稿・講演など)募集中です。
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