唐代の人は漢詩をどう詠んだか

図書館で見つけたので借りてきた。

内容は、「唐詩を唐代の発音で読もう。」がコンセプト。

その前に、というか、本書の内容の殆どが「どのようにして唐代の発音が推定復元されたのかを説明する」部分に割かれている。

分量的にこれはどーよ? とは思うが、音韻学というディープな分野だけに、そのプロセスを簡潔に解説するだけでも、分量取るのだからしょうがないかなあ。

音韻学のイロハを知るためのとっかかりとしてはよいかも。

実際には、これ以外にも(というかそんなにはないのだが)、音韻学関連の本も読んでおくとよい。

この本の最大の売り? と思ったのが、本書で復元した唐詩の唐代音(中古音)での読みを、Youtubeでアップロードしているところ。

杜甫「春望」

復元音

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現代北京音

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あ~、こういう方法もあるのか~ とやられた気がした。

筆者の大島先生が、古希越えの老大家であるので、まさかこんな方法が! と驚いた次第。

その他、Youtubeで「大島正二」で検索すると、色々出てくるはず。

中国音韻学なら、これを読め! と昔、その筋の専家から薦められた本。

特に、翻訳者の注釈がよいらしい。ただし、今は絶版みたい。

後はこの辺りかなあ。

山田 崇仁 の紹介

あちこちの大学で講師をやっている中国史研究者です。 常時お仕事(専任・非常勤・原稿・講演など)募集中です。
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唐代の人は漢詩をどう詠んだか への1件のコメント

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