図書館で見つけたので借りてきた。
内容は、「唐詩を唐代の発音で読もう。」がコンセプト。
その前に、というか、本書の内容の殆どが「どのようにして唐代の発音が推定復元されたのかを説明する」部分に割かれている。
分量的にこれはどーよ? とは思うが、音韻学というディープな分野だけに、そのプロセスを簡潔に解説するだけでも、分量取るのだからしょうがないかなあ。
音韻学のイロハを知るためのとっかかりとしてはよいかも。
実際には、これ以外にも(というかそんなにはないのだが)、音韻学関連の本も読んでおくとよい。
この本の最大の売り? と思ったのが、本書で復元した唐詩の唐代音(中古音)での読みを、Youtubeでアップロードしているところ。
杜甫「春望」
復元音
現代北京音
あ~、こういう方法もあるのか~ とやられた気がした。
筆者の大島先生が、古希越えの老大家であるので、まさかこんな方法が! と驚いた次第。
その他、Youtubeで「大島正二」で検索すると、色々出てくるはず。
唐代の人は漢詩をどう詠んだか―中国音韻学への誘い
発売:岩波書店 2009-06-24
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中国音韻学なら、これを読め! と昔、その筋の専家から薦められた本。
特に、翻訳者の注釈がよいらしい。ただし、今は絶版みたい。
音韻のはなし―中国音韻学の基本知識 (基本中国語学双書)
発売:光生館 1987-10
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後はこの辺りかなあ。
中国文化叢書 1
発売:大修館書店 2000
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