書店で見かけたので、目次だけざっと見ました。
う~ん、相変わらず、白川静の学問領域から遠い人たちが書いているのねえ。
老大家に萌え萌え&ウオッチングというスタンスなんだろうなあ。この辺りは。
個人的な白川静の学問リスト
- 『詩経』に関する研究
- 金文に関する研究
- 文字に関する研究
この三つに集約。というより、この範囲で、自分が使っているだけなんだけど。
後学のものにとっては、2の業績がありがたい。
特に、『金文通釈』。これは、「とりあえず、当時確認可能な青銅器銘文を読んで解説」というスタンスの本だけど、それがとってもありがたい。
全然読めない段階から、(当否はあるにせよ)読んでみた、というものが提供されていると言うことは、すごくありがたい。
これだけでも足向けて寝られません。
ただ、白川氏の編年はどうしても銘文に偏っている部分もある(日本でのこの分野の第一世代なんで当たり前ですが)ので、林巳奈夫氏の大著を用いるべきでしょうね。
白川静読本
発売:平凡社 2010-03-19
Powerd by AmazonLink 2.0.0 beta2.