白川静読本

書店で見かけたので、目次だけざっと見ました。

う~ん、相変わらず、白川静の学問領域から遠い人たちが書いているのねえ。

老大家に萌え萌え&ウオッチングというスタンスなんだろうなあ。この辺りは。

個人的な白川静の学問リスト

  1. 『詩経』に関する研究
  2. 金文に関する研究
  3. 文字に関する研究

この三つに集約。というより、この範囲で、自分が使っているだけなんだけど。

後学のものにとっては、2の業績がありがたい。

特に、『金文通釈』。これは、「とりあえず、当時確認可能な青銅器銘文を読んで解説」というスタンスの本だけど、それがとってもありがたい。

全然読めない段階から、(当否はあるにせよ)読んでみた、というものが提供されていると言うことは、すごくありがたい。

これだけでも足向けて寝られません。

ただ、白川氏の編年はどうしても銘文に偏っている部分もある(日本でのこの分野の第一世代なんで当たり前ですが)ので、林巳奈夫氏の大著を用いるべきでしょうね。

山田 崇仁 の紹介

あちこちの大学で講師をやっている中国史研究者です。 常時お仕事(専任・非常勤・原稿・講演など)募集中です。
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